西側諸国はなぜロシアによるウクライナへの侵攻を防げなかったのか? 英BBCが制作したドキュメンタリーシリーズ『プーチンと西側諸国』が NHKBS1で始まった。8月7日午後10時から放映された第1回「ロシアの裏庭で」は、クリミアが併合された2014年を舞台に、ロシア軍ではないと言いながら軍事侵攻したロシアのプーチン大統領の謀略と具体的な対抗策を打ち出せないままに対峙する欧米のリーダーたちを描く。14日午後10時から10時50分まで放映の第2回は、シリアが舞台の「アラブの春への反撃」。
『プーチンと西側諸国』は、欧米のリーダーたちがプーチン大統領とどう向き合ってきたのか、本人やその側近の証言で歴史の内幕を明らかにするBBCドキュメンタリーシリーズ。第1回はロシアが一方的にクリミアを併合した2014年が舞台で、英キャメロン元首相、仏オランド元首相、独メルケル元首相、ウクライナ・ポロシェンコ元大統領などが登場。第2回は内戦が続くシリアが舞台で、当初仲介役を期待されたロシアは、西側のレッドラインを無視して、アサド政権を守るため一般市民に空爆を始めた。
NHKBS1の番組表が1週間後までしかウェブ上に出ていないが、2回だけでシリーズは終わらないはずなので、21日には第3回目が放映されるとみられる。ただし、どういうテーマになるのかは今のところ分からない。14日になれば分かると思うので、その時に追加で書き込みたい。
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