蒲郡市民会館では10月8日、「ウクライナの歌姫 ナターシャ・グジーコンサート」として、ウクライナ出身の歌手で民族楽器バンドゥーラ奏者のナターシャ・グジーのコンサートを開催する。11月3日で開館50周年を迎える記念行事で、1部が午後2時、2部が6時にそれぞれ開演。チケットは前売が一般2000円、中学生以下1000円で、当日は一般2500円、中学生以下1500。市民会館やチケットぴあ、セブン-イレブンで販売する。
地元紙の東愛知新聞によると、「ナターシャ・グジーは6歳の時、チョルノービリ原発事故で被ばく、避難生活で各地に転々とし、キーウ市に移住した。その後バンドウーラの音色に魅了させられ、8歳から音楽学校で学ぶ。2000年に来日して日本語学校で学びながら音楽活動を始めた。今はライブ活動や音楽教室など多方面で活躍している」。結婚して日本に住む同じバンドゥーラ奏者で歌手のカテリーナ・グジーは、ナターシャの実の妹。
コンサートでは、「わがキエフ」「いつも何時でも」「翼をください」など10曲を演奏する予定。伴奏はピアニストの小関基之。また、ロシアのウクライナ侵攻を受け、ナターシャさんが取り組んでいる支援グッズも販売するという。
コメント
コメントを投稿