トマト、ミニトマトで知られる碧南市桃山町のにいみ農園は、5月中旬から直売所の周りに散在する畑にひまわりの種をまいているが、1番目にまいた畑のひまわりが満開となった。このひまわり畑は清水町交差点北側で、7月11、12日には畑の横の駐車場に車を止めて家族連れ、アベックなどが次々と見学に訪れ、満開の花と記念撮影していた。中には高齢者を引き連れた団体や、3人組のライダー仲間もいた。
にいみ農園がひまわり畑を始めたのはコロナ禍が日本で始まった年で、今年で4年目になるという。種をまく時期を少しずつずらし、7月上旬から8月中旬(予定)まで順番に畑にひまわりの花を咲かせるようにしている。最初に咲いたのは清水町交差点北側の畑で、昨年はなかったすぐ隣の道路沿いの小さい畑は7月12日にはまだ開花していなかった。また、交差点南側の畑もちらほら花が咲き始めた段階だった。
直売所では、トマト、ミニトマトなどを購入した来店客にひまわりの種が3粒入った小袋をプレゼント。その袋には、「みんなで咲かせよう・・ “ひまわり満開の輪”」と見出しをつけた次のような文章が書いてあった。「今年も栄養満点の畑作りの為に『緑肥』としてひまわりの種を蒔きます。今年もたくさんの方に見てもらえるように蒔きましたので、どうぞお楽しみに」。また、配布の種は表面がカビないよう処理してあり、種蒔き後約2カ月で開花するという注意書きもあった。
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碧南・清水町交差点北のひまわり畑 |
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太陽に向かって咲いているひまわりの花 |
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道路沿いの隣の畑はこれから開花 |
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清水町交差点南の畑も所々で開花 |
なお、昨年のにいみ農園のチラシではひまわり畑の狙いについて、次のように記載していた。「冬の美味しい野菜を作るために夏の時期に『緑肥植物』を育て、豊かな畑の土作りを行います。『緑肥植物』には、ひまわりの他ににレンゲやクローバー、トウモロコシなどもありますが、コロナや戦争で心が痛んでいるため、元気の出る黄色い色で世界が明るくなればと考え、ひまわりを撒きました。」
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直売所の購入客に種入り小袋プレゼント |
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