ウクライナのアニメーション映画『ストールンプリンセス:キーウの王女とルスラン』が今年秋に全国上映されることが決定し、このほど日本語字幕版予告編がYouTubeで公開された。映画は東欧を代表するアニメーションスタジオAnimagradによって制作され、騎士に憧れている役者のルスランと王女ミラの身分違いの恋と、2人が悪の魔法使いに立ち向かう姿を描いたファンタジー・ラブストーリーで、英語タイトルは『THE STOLEN PRINCESS』。ウクライナ制作のアニメーション映画として、日本初の劇場上映作品となる。
映画はElles Filmsの粉川氏がウクライナの映画業界への貢献を目的に、ほぼ全財産で日本上映権を購入。その後、全国規模の劇場公開と日本語吹替版の制作を目指して開始したクラウドファンディングでは、約700人 / 約950万円が集まった。その盛り上がりを受け、朝日新聞社、KADOKAWA、ねこじゃらし、ユナイテッド・シネマといった企業も同プロジェクトに賛同、製作委員会が発足された。
■STORY■
騎士に憧れを持つルスランと王女であるミラ。身分が違う二人はお互いの素性を知らぬまま出会い、やがて恋に落ちる。しかし、悪の魔法使いであるチェルノモールがルスランの目の前でミラを連れ去り、ミラの愛の力を自分の魔力に変えてしまう。ルスランは、愛するミラを助けるためにあらゆる障害を乗り越え、本当の愛は魔法よりも強いということを証明するべく旅へと出るが、そこには様々な困難が待ち受けていた…。
監督:オレ・マラムシュ
制作年:2018年/制作国:ウクライナ/制作スタジオ:Animagrad/上映時間:90分
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