第39回ATP賞テレビグランプリはこのほど、番組部門 3ジャンル(ドキュメンタリー、情報・バラエティ、ドラマ)の最優秀賞、優秀賞、奨励賞、若手クリエイターを称える優秀新人賞、奨励新人賞の受賞作品を発表した。最優秀賞3作品の中から最高賞のグランプリ、そして優秀新人賞の中から最優秀新人賞が決定するが、結果は7月6日に行われる受賞式で発表する。
最優秀賞はドキュメンタリー「ETV特集 ブラッドが見つめた戦争 あるウクライナ市民兵の8年」(オルタスジャパン、NHKエデュケーショナル/NHK Eテレ)、情報・バラエティ「一軒家丸ごと壊す」(テレビ朝日映像/テレビ東京)、ドラマ「フジテレビ系木曜劇場 silent」(AOI Pro./フジテレビ)。これら最優秀賞の中から受賞式でグランプリ1作品が決定する。
第39回ATP賞テレビグランプリ受賞作品の選考対象は、2022年4月1日~2023年3月31日に放送・配信された番組で、応募総数197作品。主催の一般社団法人全日本テレビ番組製作社連盟(略称 ATP、理事長:IVS テレビ制作株式会社 代表取締役社長 福浦与一)は、東京、大阪の主要テレビ番組製作会社120社以上が加盟する団体。1982年に発足し、設立以来テレビ番組の質的向上を図ることによって、放送文化の発展と国民の文化的生活の向上に寄与することを目的として事業を行っている。
ATP 賞は、日本の映像コンテンツ産業の重要な担い手となっている製作会社の社会的機能を高め、そこで働く制作スタッフ一人ひとりの情熱や気概に応えるために、創り手である製作会社のプロデューサーやディレクターが自ら審査委員となって優れた作品を選ぶ、日本で唯一の賞として 1984 年に創設された。ドキュメンタリー部門、情報・バラエティ部門、ドラマ部門の3つのジャンルを基幹部門として作品を募集し、最高賞のグランプリを決定する。年1回の開催で、今回で第 39回目を迎える。
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