スキップしてメイン コンテンツに移動

ウクライナウォッカ「ディスティルNo9」初回輸入分完売

 酒販事業を展開する高浜市の運送会社エーアイエスは、日本初輸入となるウクライナ産ウォッカ「Vodka Distil( ディスティル)No9」の初回輸入分が2月末で完売したと発表した。同ウォッカは構想から9カ月後の昨年末、中部空港にボトル576本が到着、1月24日から自社ネットショップ「たまにわ酒店」で販売開始していた。販売にあたっては安城市の一般社団法人ウクライナ人道支援ジャクユーサポート葛西孝久代表理事が仲介、日本への輸入を実現した。

 エーアイエスのウェブサイトによると、ディスティルNo9 はウクライナ全土で生産されるウォッカの2%にあたる小麦のみを原料でつくられ、丁寧に濾過されたクリアーな味わいの中に繊細な麦の香りを持つ、スモールバッチで生産されているプレミアムウォッカ。。アルコール度数は40度で、容量700ml。小売価格4,680 円(税込)。飲み方として、安城市の「ミクソロジーバー ラトリエ」のオーナーバーテンダー考案のカクテル3種類を提案している。

 ネットショップたまには酒店では、「1月24日より販売を開始したウクライナ産ウォッカDistil No9ですが、皆さまの応援を頂き初回輸入分が完売となりました。誠に・・・誠にありがとうございます!!! 次回発注はすでに完了し、停電を乗り越えながら日本に向けて生産を開始してもらっています。戦火の拡大による遅延が無ければ、次回入荷予定は4月上旬頃の予定です」と記載。次回輸入分の予約も開始している。

 ネットショップたまには酒店  https://tamaniwa-cellars.com/

twitterで駐日ウクライナ特命全権大使もPR




コメント

このブログの人気の投稿

2月24日、MIRAI TOWERでウクライナ復興支援コンサート

  2月24日夕方、名古屋市中区の中部電力MIRAI TOWER(名古屋テレビ塔)1階で「ウクライナ復興支援チャリティコンサート〜平和の鐘が響き渡ることを願って」を開催する。このコンサートは、ウクライナ、日本両国にいる合唱団がオンラインで合唱交流を行い、平和を願う歌声を届けようというもの。開演は午後5時(4時45分開場)で、入場料無料。主催は一般社団法人ウクライナ人道支援ジャクユーサポートで、Nanzanチャリティコンサート有志団体、日本ウクライナ文化協会が共催、愛知県が後援、金城学院大学が協力、BRAVOが特別協賛する。  出演団体はウクライナ(中継)からモラフスキー室内合唱団、日本(会場合唱)からは聖歌隊南山大学スコラ・カントールム、金城学院大学クワイア、名古屋学院大学聖歌隊、名古屋学院大学聖歌隊、合唱団花集庵。合唱曲は故郷(ウクライナ語、日本語)、Carol of the Bells(ウクライナ語、英語)など。演奏会はウクライナの首都キーウとオンラインで演奏交流するもので、モラフスキー室内合唱団の演奏はオンライン映像を大型スクリーに映し出して行われる。  モラフスキー室内合唱団は、2016年9月に設立された、芸術監督で指揮者のオレナ・ラドコが率いる、様々な職業や音楽的背景を持つ人々で構成されるクリエイティブなチーム。レパートリーには典礼音楽、古代音楽、現代音楽、そして海外の音楽も含まれている。2022年から23年にかけてフランスのブルゴーニュ地方を2度巡回し、戦争で苦しむウクライナ人のため寄付を集めた。2023年にコーラス・インサイド・スペイン国際合唱コンクールで金賞(1位)受賞。 〈コンサートの協賛企業・団体〉

雑誌「通販生活」がお詫び文、店頭販売は中止

  ロシア軍のウクライナ侵攻を喧嘩に例え、停戦を呼びかけた通販雑誌「通販生活」2023年冬号の表紙がSNSで相次いで非難されたことから、発刊元のカタログハウスは10月30日付で下記のような不適切な表現があったと下記のような文章を発表した。同時に11月に配本を予定していた通販生活2023年冬号の書店、コンビニでの店頭販売を中止すると明らかにした。  下記の文章で説明している巻頭特集「いますぐ、戦争をやめさせないと」では、元アフガニスタン武装解除日本政府特別代表・伊勢﨑賢治氏らの論文が掲載されている。中心となる伊勢﨑氏の論文の見出しは「両軍の兵力を引き離す緩衝地帯をつくり、中立・非武装の国際監視団が停戦を監視します」。 「 通販生活」読者の皆様へ 23年冬号の表紙へのお問い合わせについて  「通販生活」23年冬号の表紙について、10月27日夜、ウクライナ大使館がSNS上で非難の声明を公表されました。  それに対し本日、駐日ウクライナ特命全権大使のセルギー・コルスンスキー様宛に、ウクライナの皆様の祖国防衛の戦いを「ケンカ」という不適切な言葉で表現したことをお詫びする書面をウクライナ大使館にお渡ししました。  また、読者の皆様から、表紙にある「殺せ」「殺されろ」は、「ウクライナの人びと」への言葉なのかというお問合せも多くいただいています。「殺せ」「殺されろ」の主語は決して「ウクライナの人びと」ではなく、戦争の本質を表現したつもりです。どちらの側に理があるにせよ、「殺せ」は「殺されろ」の同義語になってしまうから、勃発した戦争は一日も早く終結させなくてはいけない。そんな思いを託して、このように表現しました。  つたない表現で誤解を招いてしまったことをお詫びします。理がウクライナ側にあることは、巻頭特集「いますぐ、戦争をやめさせないと」を読んでいただければおわかりいただけると思います。  申し上げるまでもなく、私たちはロシアの侵攻は許されるものではないと考えています。ウクライナ、そしてパレスチナ・ガザ地区において一日も早い平和が訪れることを願い、これからも非戦の特集に取り組んでまいります。

ウクライナ民話「カモの糸つむぎ」

    (注)このウクライナ民話は、エストニアでイラストレーターとして働くウクライナ人、エレーナ・ヤストレムスカさんが1カ月ほどの日程で来日、10月24日に安城市立新田小学校で読み聞かせを行った昔話。11月1日付の朝日新聞朝刊三河版、名古屋版に、「支援感謝 母国の昔話で恩返し」の見出しで掲載された。エレーナさんは、キーウで日本語講師をしていた一般社団法人ウクライナ人道支援ジャクユーサポート代表の葛西孝久・不二恵夫妻の教え子。ロシア人の夫と結婚、2012年からエストニアで暮らしているという。