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ウクライナでの新作含め『増補バンクシー・アーカイブ』発刊へ

  

 グラフィック社は4月、書籍『増補バンクシー ビジュアル・アーカイブ』を発売する。同書は『バンクシー ビジュアル・アーカイブ』(2018年、グラフィックス社刊)の作品情報を最新版に更新、前回より24ページ増やしたもの。本文はB6変形で総164ページ、定価2200円(税込)。

 バンクシーはイギリスを拠点に活動し、世界でもっとも知られたストリート・アーティストのひとり。少女と赤い風船を描いた作品が、オークション落札直後にシュレッダー付きの額縁によって切り刻まれたニュースにより日本での知名度も最高潮となった。新刊書籍はこのアート界の異端児「バンクシー」を知るための一冊。

 代表作はもちろん、コロナ・パンデミック関連作やウクライナ・キーウ近郊の爆撃建造物に残された最新作までを一挙紹介。わかりやすい解説とともに作品写真を掲載し、描かれた地点を時代別に世界地図にマッピング。著者ザビエル・タピエスは同書のほか、“Where's B**ksy? Banksy's Greatest Works in Context”、“Street Artists 2”、“Street Art and the War on Terror”、“Women Street Artists: The Complete Guide ”などストリートアート関連のビジュアルブックを手がける。



 ホームページ:http://www.graphicsha.co.jp/  ツイッター:https://twitter.com/Gsha_design


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