
「ポスターでNO WARを叫びたい!」と、2月18日から27日まで名古屋駅地下街エスカのエスカセンタープラザで「NO WARポスター展」が開催されている。主催したのは特定非営利活動法人日本国際ポスター美術館で、ウクライナなど世界中から集まったデジタルデータの一部の40点をポスター紙に印刷して展示した。
展示会場には、日本ポスター美術館によるポスター展の狙いについて、「連日報道されるロシアのウクライナ侵攻に関する悲惨なニュースに心を痛め、私たちに何かできることは無いか?と、当館館長が声をあげました。『ポスターの力で、戦争を止めよう。平和な世界の実現に向けて、ポスターでNO WARを叫ぼう』と、次のように記載したパネルも展示している。
「3月18日より国内外の当館所縁のアーチスト、国立ポズナン美術館(ポーランド)、ウクライナグラフィックデザイナー協会、日本ウクライナ友好協会などの団体へメッセージを送り、NO WARポスターの制作を呼びかけたところ、その翌日より、国内外のアーティストからNO WARを叫ぶポスターのデジタルデータが当館に寄せられてきました。直ちに当館のウエブサイト上にNO WARページを立ち上げ、リアルタイムでNO WARポスターのデジタルデータを掲載してきました(現在も公開中)。友人から友人へとNO WARのネットワークが広がり、1ヶ月余りの間に世界30ヶ国、200名以上のアーティストから600点を超えるNO WARを叫ぶ作品が寄せられてきました。過酷な状況下にあるウクライナからも作品が届きました」。
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インドネシアとウクライナからのの作品 |
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ウクライナからの作品 |
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ウクライナからの作品 |
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ウクライナからの作品 |
2月20日付朝日新聞はポスター展を取材、「日本、ウクライナ、ポーランド、ドイツなど22カ国のアーティストの作品が並ぶ。ヒマワリ畑にミサイルが落ちる場面など、ウクライナ国旗の青と黄色の表現が目立つ。平和の象徴のハトが描かれた作品も多い。ポスター40点とモニターによる映像の計124点を展示している」と書いている。残念ながら平日の昼間に見に行ったところ、故障なのかモニターには映像が映っていなかった。しかし、印刷されたポスターの中に横尾忠則の作品があるのには驚いた。
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横尾忠則の作品「NO WAR」 |
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