祝日の8月11日、NHKBSプレミアムでイタリア映画『ひまわり』が放送される。名古屋の名演小劇場は7月29日から8月11日まで同映画の日本で修復したレストア版を上映中だが、テレビ放映でレストア版が使われるかは分からない。ひまわりはソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニが競演したヴィットリオ・デ・シーカ監督の名作で、有名なひまわり畑のシーンがウクライナで撮影されたことも知られている。(画像はレストア版映画)
NHKBSプレミアムの放送は8月11日午後1時から2時49分まで。ひまわりは1970年に日本ヘラルド映画が日本で公開、戦争で引き裂かれた夫婦の悲しい運命を描いて大ヒットを記録した。2020年に日本劇場公開50周年を記念し、日本の映画配給会社がレストアしたデジタル素材で『ひまわり50周年レストア版』として再び全国公開。しかし、コロナ禍の公開となり注目が集まらなかったが、今年2月にロシアがウクライナに軍事侵攻したことから、3月に緊急上映を開始した。そして、当初の上映決定場所が数日間で10倍までに拡大、現在も上映が続いている。
また、8月11日のNHHBSプレミアムでは、ひまわり放送のあと、午後2時49分から6月の深夜に放送されて話題を呼んだ『世界ふれあい街歩き「ウクライナ キエフ 特別版』を再放送する。番組は2019年の戦禍前の古都キエフ(キーフ)を歩いたものだが、特別版では最後にロシア侵攻後の変化、出会った人たちの近況も伝える。出演して報告を行うのは、2019年にナレーションを担当したイッセー尾形。
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